槍の穂先や、突き刺さった剣の柄などは、「トゥルーメタリックメタル塗装」という、「ノンメタリックメタル塗装」の技法をメタリック色で行うテクニックで塗装しています。
ノンメタリックメタル塗装は金属色を使用せず、金属光沢や陰影などを描き込むことでまるで本物の金属のような光沢を演出する塗装技法です。
トゥルーメタリックメタルはこれを金属色を使用して行います。ノンメタリックメタルに比べて、そもそもがメタリック色なので金属光沢のハイライトや、陰影のつけ方を考える手間が減るため、取り組みやすい技法となっています。
暗い色からだんだんと明るい色へ移行させ、塗る範囲を狭めながら、最後はエッジの部分に一番明るい色をほんの少し乗せるように塗ります。反対に、暗い部分は色調を落とし、どんどんと暗い色へ移行していきます。
また腰布の部分はベースをグレーで塗装し、造形の凹んだ部分に濁ったグリーンを薄く重ねる事で、ぼろ布のような質感を目指しています。長い間さまよい続けるゾンビをイメージして塗装を行いました。
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